先日、ニューヨーク発のコワーキングスペースとして知られる「WeWork」(六本木一丁目)を見学させてもらいました。
まだオープン前ということで工事中の状態でしたが、お話を伺えば伺うほど、WeWorkの理念の素晴らしさに感動しました。
WeWorkのミッションは、「仕事を通じて人生を豊かにする」。
今イケてる企業というのは、扱っている商品やサービスではなく、その会社のビジョンやカルチャーが光っているんだなぁと改めて思いました。
働くスタッフすべてが、心から理念に共感して入社してくるから、そういう企業はビジョンの実現が早い。
それによって、他社と似たようなものを提供してても、見え方が変わってくるんですよね。
「me」ではなく、「we」で働くというカルチャー。
ーー2010 年に WeWork を始めた時、私たちは美しいシェアードオフィススペース以上のものを創りたいと考えました。それはコミュニティです。『me』という個人として参加しながらも、より大きな『we』の仲間になれる場所。収益だけでなく、個人の充足感を尺度として成功を定義し直す場所。コミュニティは私たちにとっての触媒です。ーー
(WeWorkのサイトより引用)
例えば「通路の幅」ひとつとっても、人と人がすれ違う時に会話が生まれる状況をつくるには、どうあるべきかを考えてデザインされているそうです。入居する企業の仕切りはすべてガラス張り。人と人、企業と企業が出会うための工夫が随所にあるのです。
さらに極めつけは、スタッフ(ちなみに、お客様もスタッフも“メンバー”と呼ぶようです)が企業同士のお見合いまでおせっかいするそうです。
そんな感じだから、ビールが飲める場所もあるんです。
「緊張するスペース」は何も生まない、だから「遊び心」を重視しているというのも納得ですね。
設立から7,8年経つそうですが、全世界に280箇所も拠点があるそうです。
「オープンイノベーションコミュニティー」を目指し、「スペース」、「コミュニティー」、「サービス」の3つを提供しているのはWeWorkだけという。
テクノロジーにも強く、データ活用によって様々なことを効率化しているそうです。
ちなみに、「あすよみ」もWeLearnによるコミュニティーづくりを目指しています。
あすよみ発起人 マサ
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