「できたこと」から始めよう。

中小機構(独立行政法人中小企業基盤整備機構)が運営するTIP*S(ティップス)で開催された、「自分のありたい姿に気づくきっかけをつかむワークショップ~「自分ができたこと」から始める!~」というワークショップに参加してきました。

ワークショップの学び

仕事やプライベートで役に立つ情報満載で、とても勉強になりました。

あまりまとまっていませんが、忘れないうちに、気づきや学びをメモしておきます。

・日本人は先進諸国の中で、自己肯定感が最も低く大人になるにつれて下がっていく。これは政府も大きな問題と捉えている。

・人が成長するには、反省ではなく内省が必要。犯罪を行った人に反省をさせると、再犯率が高まる。反省は絶対させない方がいい。

・反省とは他人に向かう思考であり、取り繕うとしてしまうので思考が浅い。本当の気持ちを押さえつけてしまうので、何かのきっかけで出てきてしまう。一方、内省とは自分に向かう思考で、本音で深い思考。

・内省のように「内観」することは元来日本人は長けているはずだが、今の現代人には必要。1週間に15分でよいので自分と向き合う時間を取るといい(マインドフルネス)。

・人間は自分の深いところにある純粋な心に、気がつかないうちに「心のふた」をしてしまっている。「心のふた」とはペルソナやキャラのこと。私はこういう性格だという風に「心のふた」が積み重なっていくと人は成長が止まる。

・本当の心を扱わないと成長できない。

・「できなかったこと」のように欠けていることに人間の脳はついつい反応してしまうが、逆に「できたこと」に着目するのがいい。その際3つのメガネでみるといい。

(1) Happyめがね:感情や気分にフォーカス

(2) Numberめがね:数や時間にフォーカス

(3) Personめがね:周囲の人の反応にフォーカス

・自分が本当にありたい姿とは、「できたこと」(普段の行動)の中に宿っている。

・「できたこと」をクリティカルシンキングすることが大事。それは本当にできたのかどうか?究極の質問をする。

・視野を広げるには他人のフィードバックが重要。その際、フィードバックする人は相手の話に共感し、質問(問いかけ)をする。共感できない人は話を聞いていない。

・「問い文」をたくさん持つと人は成長する。「問い」があるから考えられる。

・人に考えさせるような「問いかけ」をすると、自分に戻ってくる。このようにして自分の中の「問い文」を増やしていく。

・お互いにフィードバックし合いながら成長していく「相互成長関係」の世界をつくりたい。

・行動変容を習慣化するには、簡単で必ずできることや、すぐできることをやり、その時の違和感を癖にすることが大事。


あすよみ発起人 マサ

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