2019年5月16日、東京都大田区の富士通ソリューションスクエア内に開設された「FUJITSU Knowledge Integration Base PLY」にて、「日本画とデザイン」をテーマとしたイベントの第3弾を開催(タイトルは日本美術を日本画に変えています)。
前回の様子はこちらをご覧ください。
今回も、日本画についてのレクチャーとワークショップのファシリテーターを務めたのは、デザイナーの山尾 美沙季さん。
前半で学んだことを、後半の「リンゴをデザインする」ワークで即アウトプットしていきました。
同じリンゴをみていても、表現されたものはみなさんバラバラです。どれも大変ユニークな作品に仕上がりました。
今回のワークショップを通じて、「デザインとは何か?」を体験的に学び取っていただけたのではないかと思います。
参加された方の感想(一部)
- 実際に手を動かしてデザインを体験できたことがよかった。楽しかったです。
- 他の人の作品は、自分にはない発想があって、面白いと思いました。
- 日本画についての表現法やその制約の中で、どんな風に自分の表現を探求していけるかがとても面白く、同時にデザインの本質にもふれられた気がした。
- 同じテーブルに座った方々が親しみやすく、楽しく取り組めたこと。
- 日常では考えないような体験をして頭を使えたこと
- 自分自身が固定概念にしばられていると気づいたこと
- いろいろな人のアイデアを見れたこと
- 日本画と西洋画の違い、写実と写意やデザインとは制約の中で目的を達成するためのもの、ということを知ることができたのがよかった。
- 観察から始めることで本質を見つめられたこと
- 写意(観察)による「気づき」普段見ていたつもりになっていた事に気がついた。モノ事に対するバイアス外しにつながる。一つのものを長時間見る、描くことでその気づきを得られた。
- 普段使わない頭を使った気がする。自由に発想すること、自分でコンセプトを決めていくことは、本当にむずかしく感じた。
- 日本画の特徴である写意性は自分の考えをどう伝えていくことかということをつきつめて考えることだと感じた
- 単純に描くことが楽しい!!アウトプットのヒントがいただけた。
- 観察すること、コンセプトを伝えることの大切さが大きな気づき
- 日本画のしくみ、ポイントが分かりやすく伝わった→ワークでも、日本画の技法をなぞりながら、デザインへの想いをはせられたのが楽しかった
- 観察と描くプロセスがマインドフルな時間だったことがよかった。
フォトレポート
当日の様子を写真でお伝えします。
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