これまで「読書会」を前面に出してきた「あすよみ」ですが、やめることにしました。
先月、以下のような記事を書いたばかりですが、180度方向転換することになります。
きっかけは、先日開催した運営者側のネットワークミーティングでした。
「あすよみ」はこれまで、20回近く開催していますが、今なお集客には苦労しています。
その理由として、仮説ではありますが、「開催場所」と「読書会(という見せ方)」の2つが原因じゃないかと思っていました。
解決策として、開催場所の変更を探っておりましたが、いまよく使っている富士通のPLY(蒲田)が最高の条件で借りられるので、わざわざ手間とコストをかけて別の場所でやる必要性があるのかと思い始めています。
もしかすると、今のあすよみ運営チームにとっては、❝世界一❞条件がよいスペースだと思えるほどです。
それから、これまで数回ほどですが、ほとんど手間をかけずにあっという間に満席になってしまうイベントもあり、必ずしも立地条件が問題ではないのです。
わざわざ、茨城からいらっしゃったり、九州や神戸などから出張を絡めて参加される方もいるのです。
先日のネットワークミーティングの話に戻りますが、「読書会」という言葉には、ネガティブな印象があるという話が再度持ち上がりました(これまでにも何度かありました)。
これまでずっと、あすよみのサイトや、告知文の本文では❝古い読書会のイメージ❞を払拭するように注意を払っていたのですが、「読書会」というキーワードにこだわりすぎて、タイトルからは外せませんでした(検索エンジン対策を意識していたというのもあります)。
「読書会」が全国的に流行っているからということで、「読書会」というキーワードで検索する人を狙っていたのですが、「『読書会』で検索する人よりも、『ワークショップ』というキーワードで検索する人が多いんじゃない」という意見に、ハッとしたのです。
提供している価値はワークショップ(本来の目的からすると手段ですが)なのに、正しく伝えられていなかったかもしれないのです。
イベントの内容は全く同じですが、
「ワークショップ型の読書会」という風に伝えるよりも、「本を使ったワークショップ」のように伝えたほうが、「本」や「読書」はサブ的な扱いになるということですね。
「あすよみ」の読書会は、一度でも参加されると分かりますが、本が苦手な人でも本を1冊2時間で読んだ気になれるというものです(しかも本を読む時間は、10~15分程度)。
イベントの中身では参加のハードルを下げているのに、告知文のタイトルで参加のハードルを上げ、さらに対象者層の幅まで狭めていたとしたら・・・
そんな仮説に基づき、「読書会」という言葉を使わないことにしたのです。以下の2つのイベントタイトルも変更しています(参加者募集中です)。
事前知識ゼロで話題のイノベーション理論を学ぶ!書籍「ジョブ理論」が楽しく学べるワークショップ
事前知識ゼロでも大丈夫!「脳」の働きを学び、ビジネスに活かすワークショップ
あすよみ発起人 マサ
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