企業で読書会がウケる理由。

数年前から企業の中で読書会の輪が拡がっています。

それはなぜでしょうか?

その理由は、「あなたの会社が最速で変わる7つの戦略」という本に書かれていました。

日本最大級の読書会コミュニティである「Read For Action」が認定するファシリテーターのスキルを学び社内外で実践する、NTTアドバンストテクノロジ株式会社 マーケティング部門長である三宅さんの事例です。


書籍の中で、特に大企業は、階層化、縦割り化により管理偏重主義に陥っていると三宅さんは語っています。そして、そのような管理の中で、閉じこもっている社員を解き放ち、彼らの中にある知恵を持ち寄って、新しい未来を創造するために、「Read For Action」の読書会を社内で実践し成果をあげているそうです。


詳しくは書籍を読んでいただくとして、三宅さんの事例から学ぶ「Read For Action」スタイルの読書会のポイントをまとめてみました。

(1)イノベーター人材を育成する仕組みを低コストで内製化できる

(2)組織の部分最適化が引き起こす様々な問題を最小化できる

(3)多様性を受け入れ、信頼しあえる仲間との共創を促す組織文化を醸成できる

このように読書会が及ぼす影響は計り知れません。


そんな三宅さんの事例を読んで、さっそく社内に取り入れたという株式会社ビープラウド 社長の以下の記事も参考になります。

変化の早い時代、環境変化に応じて継続的に新しい技術や知識、スキルを学習し、使いこなしていく必要があります。

その時、最も簡単で低コストで組織学習を実現できるのが、「Read For Action」型読書会の強みと言えるでしょう。


さらに、企業向けの研修を担当する講師が、社員研修の一部に読書会スタイルを採用。研修の冒頭で「Read For Action」スタイルの読書を行うことで、研修の効果を高めているという話も聞きます。


「あすよみ」でも、初めて体験した方が読書会の素晴らしさに気づき、驚いている様子をたくさん見てきました。

そして、さっそく職場でも実践してみたいとおっしゃる方がいたり、Read For Action協会が提供するファシリテーター養成講座を受講する方が現れました(私が知る限り2名)。


ほんの小さな一歩かもしれませんが、「あすよみ」に参加した人の人生に影響を及ぼしているという実感が得られたことが嬉しいですね。


これからも「あすよみ」では、企業内、企業間における読書会の輪を拡げていきます。


あすよみ発起人 マサ


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