2030年までに世界が達成すべき開発目標「SDGs」をレゴとカードで体験するワークショップ

2017年12月13日、東京都大田区の富士通ソリューションスクエア内に開設された「FUJITSU Knowledge Integration Base PLY」にて、「2030年までに世界が達成すべき開発目標「SDGs」をレゴとカードで体験するワークショップ」を開催。

今回はゲストファシリテーターとして、こども国連環境会議推進協会 事務局長である、井澤友郭さんをお迎えしました。

井澤さんは専用のカードゲームとレゴブロックを組み合わせ、楽しみながらSDGs(エスディージーズ)の世界観を学ぶユニークなワークショップをデザインし、全国各地でイベントを実施しています。

「SDGs」をテーマとしたワークショップとはいえ、私たち日本人が普段の生活で「SDGs」を意識したり、日常的に会話することはほとんどありません。そのため、テーマに関する参加者の関心の度合いや知識レベルも人それぞれなのではないでしょうか。

そこで冒頭では、SDGsについてのミニレクチャーが行われました。

海外における開発途上国の例をあげ、質の高い教育を実現するためには教育だけでなく、他の課題(SDGsのゴール)についても目を向けないと解決が難しいという話はわかりやすく、みなさも真剣に聞いていました。

ミニレクチャーの後、さっそくレゴブロックを使って参加者同士で自己紹介です。

レゴブロックを使って対話をするという経験が初めてという方がほとんどでしたが、みなさん楽しそうに取り組んでいました。

今回のあすよみでは、富士通デザインのデザイナーでもあるタムラカイ氏率いるグラフィックカタリスト・ビオトープチームに今流行りのグラレコをお願いしました(末尾に完成した写真あり)。

次々と描かれていくグラレコ。参加者からは「すごいねー」とか「実際に描く様子が見れて嬉しい」といった声が聞かれました。

グラレコ担当者からも自己紹介です。今回担当してくれたのは、山野さん(左)と大江さん(右)です。

イベントの中盤と終盤でも、グラフィックカタリスト目線で参加者の様子だったり、発言内容について気づいたことをフィードバックしていただきました。

レゴをモチーフとしたグラレコ。素敵です。

レゴを使った自己紹介で打ち解けたあとはいよいよ、「SDGs」をシミュレーションできるカードゲームを使ったワークショップに突入です。

以下のフォトレポートを見ていただければわかりますが、いつもの読書会にはない光景が広がっています。参加者は積極的に会場を動き回り、初対面同士でも対話を楽しみながら、みんなで「SDGs」のゴールを目指している様子が印象的でした。

参加された方の感想(一部)

「一番良かったこと、印象に残ったことは何ですか?」に対する答え

・レゴであらわせる世界観の広さを実感できた。
・人それぞれの表現の仕方があるんだなと、改めて実感しました。自分毎化して考えることができたと思います。
・目標があっても、みんなでその意味を解釈し、自分ごとにしないと意味がない。分かった気にならず、ちゃんと理解し合うことが大切。
・みんなが何をしたいのかを知ることがとても大切なんだと感じた。
・同じワークをしているにも関わらず一人一人の感じ方が異なることに驚いた。
・ファシリ&ワークショップデザインがすばらしい!!クオリティ高い!!
・SDGs + レゴ + グラレコ = 超ぜいたく、是非多くの方に体験してもらいたい。
・レゴと問いの組み合わせで、自分の新たな発見が得られた。

ムービーレポート


フォトレポート

ここからは当日の様子を写真でお伝えします。このワークショップが気になった方は、こども国連環境会議推進協会のウェブサイトやfacebookページをチェックしてみてください(末尾にリンクあり)。

関連情報