読書会を主催しているとどうしても読書法とか、読書術の本が気になります。
先日、たまたまブックオフで見つけて、思わず購入したのが齋藤 孝 著「大人のための読書の全技術」です。
この本には、忙しい毎日を送っている齋藤氏が長年かけて作り上げてきた“最強の読書術”が紹介されていました。
現代社会はあらゆるもののスピードが早くなっており、私たちの行動も自然に早くなっているそうです。例えば、テレビのアナウンサーの話す速度は昔に比べると早くなっており、昔の速度で聞くと、視聴者は遅すぎてわかりにくいと感じるそうです。
そんな時代に生きる私たちにとって、「速読」は必須のスキルになりつつあるようです。
斎藤氏は「速読」と「精読」をそれぞれ極め、本の種類や読書の目的によって使い分けているそうです。そのやり方で、なんと多い日には、一日に10冊以上も読破しています。
「速読」のポイントは以下の2つです。
(1)本を読む目的を設定する
これは、「本の内容を誰かに説明する」と決めることです。人に話すには、内容をしっかりと理解して、整理する必要があります。そのためには集中して読むことが求められます。
(2)本を読み終える時間的締め切りを設定する
タイムプレッシャーをかけることで、目と頭を速読に慣らす訓練をする。
以上の2つを同時に設定すれば、速読の技術は飛躍的に向上します。
「あすよみ」の読書会に参加された方はよくご存知だと思いますが、まさにこれをやっています。
日常の読書にも「速読」を取り入れてみませんか?
あすよみ発起人 マサ
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